相も変わらず読み辛い字が紙の上に生まれていく



呼気、とーいうのだったーかしら?

夜、月明かりのー丘で話している方のー口から白い煙のー様なものが出ているのーです

私からはー出ない其れ

とてもー不思議


種の差なのーでしょうーけれど

生まれてーすぐに闇とー同化して

朝にもー見えてー空に同化して

すぐにー見えなくなる其れーは何だかとてもー綺麗なのーです

最初、見つけた時ーは大発見だとー思ったのーです

けれどー、冬には普通にー起こる事なのですって


森の小鳥達ーからは出ていた事がーなかったのでこの年までー知らずに過ごしてー居りました

大きな動物ー例えば鹿や熊ーでしたら見えるかもしれないのだーそうですけれど

熊も鹿もー冬に近くで見たー事がないのーです


うーん


不思議ですーよ、ね?

どうしてー呼吸に色がーつくのかしら

私の呼吸ーには色なんてー付きませんーのに

ふふ、何だかー其れを知っただけでもー素敵な事なー気がして嬉しくーなります

明日はー何か新しいー発見はあるのーかしら



ここで文字は途切れている

今日は此処までのようだ