羽をあしらったペンが進んでは止まる

書きあぐねている様だ、己の考えを



戦争

関わるー方々はー色々です


望んでいたー方々は

国の為に、誇りのー為に、雪辱を晴らすー為に

大事なもののー為に、糧を得るー為に、命令のままーに

もしくはー周りに流されるがーままに


逆はー望んでおられなかったー方々は

嫌い、避け、遠目に見、嘆息する

その内の多くはー黙し、声高にー叫ばれる戦いをー冷めた目で

戦う者とー同じ様にー大事な物のー為に、矜持のー為に、己が生活を護るー為に

嫌な物をー見ない為に、したくない事をーしない為に



両者はまるでー鏡のよう

もし、互いをー嫌悪する方がー居るのなら、其れはー同属嫌悪なのでしょうーね


人だけーでしょう、ね。こういう感情をーお持ちになれるーのは

生きる事をー最優先するー我等ではー持ち得ませんーもの

だからこそー興味はー尽きないのーですけれど


大きな声のー方々の影にー隠れて聞こえないー声

まるでー私達の世界のー様で

見ていてー少し懐かしくー思います

強くなければー生きてはいけないー世界を

弱ければー淘汰されるー世界

人の世もー同じは同じーなのかしら、ね


望むならー声を発しまーせんと

何もしない者ーには世界は限りなく無慈悲ーなのですから

それとも


掬い上げーるのです?その手をー掴んで



どうやら今日は此処までのようだ

ペンは置かれる

最後の文は自問かもしれない