ペンが軽やかに紙面を踊っていく
何か良い事でもあったのだろうか
今日はー唯一つの事でー紙面を使おうとー思います
大切なーお友達がお目覚めにーなられたのです
久しくー耳にしていなかったーあの足音
土を踏むー獣の
そうしてーその足音の次にー視覚に入るのはー少し照れた様なー彼女の笑顔
つられてー思わず私もー笑顔になってーしまいました
本当はー最初、お見掛けーした時は幻かとー思ってしまったのーです
だからー何度も何度もー視覚の開け閉じをーして確認をーしてしまったのーです、よ
そんな私をー前に、彼女はとてもー嬉しそうにお話をーして下さって
久しぶりにー穏やかな彼女と獣のー雰囲気の中ー過ごす幸せなー時間なのーでした
それからー一つ頂いたー物が
海岸でー拾ったー貝殻を頂いたのーです
少しだけー潮の香りがーするそうなのーです、よ
ふふ、こういう時ーに嗅覚がーあればと思います
そうすれーば、私も潮の香りをー共に共有できたーでしょうに
ああ、それよりもー潮に強い体でーあれば、一緒にー海を見れましたのにーね
色々とーやりたい事がー沢山あります
お散歩、お茶会、柿をー食べて頂いたり
沢山沢山
ふふ、思うだけでーとても楽しく
ああ、今日はーなんて幸せなー出来事があったのーでしょうか
またーお話できてー良かった
最後にーそっと書き記してー起きましょう
おはようー御座います、私の大切なーお友達。そしてー彼女の守り手
ここで文字は途切れている
今日は此処までのようだ